07 これも有力な不動産会社の信用チェック方法パート2 | センチュリー21 ブリスハウス:田園都市線・駒沢大学でのお住まい探し:Century21 Blisshouse
【体験者はどこで見て信用度を測ったのか】
しつこいようだが、「信用できる不動産会社の選び方」パート2をお送りする。どう考えてもやっぱり不動産会社選びは大切なのだ。まず体験者の皆さんの声に耳を傾けてみよう。
自分の目と耳でチェックしよう
住まい選びは「物件選び」であると同時に「会社選び」であり、そのなかで働く担当者の熱意や人柄が大きな影響力を持っているということだろう。体験談を拾い上げてみて改めてそう思った。
では、いい雰囲気を持っている担当者はだれがつくるのか。やっぱりアフターフォローをきちんとやる会社の社風であり、それを守りつくり上げてきた先輩・同僚社員なんだろう。「間違いのない住宅だけを扱っている」という自負心も肝心だ。人をだましたことがある人、あるいはそんな同僚ばかりがいる職場、不安が残る物件を販売するケースが多い会社、そんな不動産会社の営業マンは表情にどこか険があってなんとなく分かるものである。
このあたり、うまく表現できなくてもどかしいが、実践的な情報を織り込みながらチェックポイントを明らかにしていこう。
1.これは悪徳業者だ
当日の朝刊に折り込まれてきたチラシ広告や電柱に張り出された広告を見て出向いたら、「あの物件は売れてしまいました。でもちょうどいい物件があります」との返答。オトリ広告の典型的な手口だ。
償却費を計算する方法実際には存在しない物件や、あっても他社が専属専任媒介契約で扱っていてその会社では売れない物件、売り主からの売却の承諾を取っていない物件、そんな物件をあたかも自社で扱っているかのように見せかけ、結局は条件の悪い物件に振り向けて買わせてしまうのである。
条件のいい物件は売れ足も早いので、広告を打ってすぐに買い手がつくということはある。だから目当てにしていた物件が売れていたからといって、即座にそれがオトリ広告であるとは断定できない。けれどもおかしいと思ったらさっさと引き上げることだ。
契約を急がせる不動産会社も要注意。「ほかにも買いたいという人がたくさんいますから、手付けだけでも打っておきましょう」というのが代表的なセールストークだ。手付けイコール契約。あとで解約を申し出てもなかなか取り合ってくれず、揚げ句に法外な違約金を要求してくる。ほかにも買い手が大勢いるのなら、どうして買う気のない客にすすめるのか。冷静に考えれば単純なパラドックスだ。
成長と所得の資金は何ですか こちらの意向を無視して既成事実を勝手に積み上げていく不動産会社も怪しい。
まだ買うとも言っていないのに「なんなら売り主さんに値引き交渉してみましょうか。とりあえず形式ですけど、ここに希望金額を記入して署名してください」と買い付け書を出してきて、さっさと作成する。既成事実を積み上げるだけ積み上げて威圧感を与え、最後の殺し文句が「あなたのおかげでみんな困っているんですよ。私たちが努力して売り主さんに***万円まで譲歩させたんですから」。物件に迷いがあるなら「頼んだ覚えはありません」ときっぱりいおう。
2.入居者と営業マンの関係を見る
悪徳かどうかを見分ける手っ取り早い方法は、その会社が分譲した物件や扱った物件を見てまわり、そこに住んでいる人の感想を聞くことだ。実際には口でいうほど簡単ではないが、できるところから始めよう。
購入する物件が継続分譲中の新築住宅ですでに入居者がいるようだったら、通りかかった入居者に話しかけてみる。入居後に施工ミスなどが発見されていないか、不都合が起きたときに素早く対応してくれるか、などを聞いてみるのである。
とても聞けないようであれば、現地に案内してくれた営業マンと入居者とのあいさつの仕方を観察する。自然な感じなら、購入時も入居後も特にトラブルはないと推測できるだろう。
仲介会社を通じて中古マンションを買う場合は、そのマンションの管理員が有力な情報源になる。いつもその物件を見まわり、居住者ともつきあいがあるから、その物件の良し悪し、居住者のことなどをよく知っている。加えて意外に仲介会社に関する情報にも精通していることがある。
「前に住んでいた○号室の○○さんは××不動産に売却を頼んでひどい目に遭った」とか、「こんど入居した○○さんは△△不動産の仲介でずいぶん良くしてもらったみたい」といった具合だ。
3.説明内容は正しいか
不動産会社が出している広告やパンフレット、営業マンの説明内容が実際の物件内容と合致しているかを比較してみよう。
まず、表示規約では不動産広告の用語として使ってはならない言葉がある。「完全」「抜群」「見逃せない、これが最後のチャンス!」「二度と出ない!」といった表現が使われていないかを調べるのである。
次に物件の内容だ。簡単に分かるものでは最寄駅からの距離や物件の敷地に面している道路幅、敷地や住戸の方位などがある。このような、現地へ行ってみればすぐに分かるような点が違っていると、もっとすごい間違いが隠されているかもしれない。
必ず表示しなければならない事柄が記載されているかどうかだ。私道負担の有無、道路付けによる建て替え・増改築のできるできないなどがある。
4.アフターサービスの充実度
物件を購入したあとのアフターサービスや性能保証制度の充実度も、その会社の信用度を調べるうえで大切な要素だ。
体験談では営業マンの人柄や物件そのものに重きを置いて判断材料としている購入者が多かった。それも大切にしたいことだが、多分に個人的な印象に左右されやすい面がある。これに対して、アフターサービスは制度なので客観的事実として判断できるものだ。
住宅のアフターサービスとは、入居後に「雨漏りがする」「床がたわむ」「サッシが開閉不良になった」といった不具合が生じたときに、保証期間内なら無料で修理してくれるというもの。また、定期的に巡回点検サービスを行っているところもある。
こうした制度を持っている会社では、売買契約を結ぶ際に売買契約書に保証内容を盛り込んだり、保証書を発行したりしている。
以上は新築分譲物件の場合だが、中古住宅などの仲介物件でも仲介会社が取り扱った物件について「住宅性能保証制度」としてアフターサービスを行っているケースもある。
物件を下見に行ったときなどにアフターサービスがあるのかどうか、保証の対象箇所、保証期限などを聞いてみることだ。むろん立派な保証制度を持っていても実行されていなければ意味がない。また文書になっていなくても、入居者から問い合わせがあるとそのつど担当者が点検にやって来る場合もある。こうなると、やはり入居者の口コミが頼りになるということになる。
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